子供でも歯周病になるの

子供でも歯周病になるの?

歯周病は加齢によって発生する口の中のトラブルのようなイメージもありますよね。果たして子供でも歯周病になるのでしょうか。

歯周病は大人だけの問題?

歯周病というと何となく大人のトラブルだと感じている方もいるようですが、そうとは限りません。実は、子供でも歯周病になることがあるのです。

ただ、大人がかかるような歯周病とは少し違い、一般的に子供が感じるトラブルは「歯肉炎」と呼ばれるものです。これは歯周病の一種で、歯肉が赤くなり腫れたりする状態のことをいいます。

歯磨きをした際にすぐに血が出たり、リンゴやバナナといったそれほど硬くないもの食べた時にも出血するのが特徴です。

それぞれ時期によって特徴なども変わってくるので詳しくご紹介しましょう。

萌出性(ほうしゅつせい)歯肉炎

小さな子供のかかる虫歯以外の口内トラブルとして多いのがこちらの歯肉炎です。歯の生え変わりが発生する際に起きやすい歯肉炎のことなので、生え変わりが近い子供のいる方は特に注意しておきましょう。

なぜ萌出性歯肉炎が発生するのかというと、大きな原因は永久歯がしっかりと生えてくる前の段階で歯の上に歯肉がかぶさったような状態になり、磨き残しが発生しやすいからです。

生え変わりの時期は子供だけでは特に奥歯の磨き残しが発生しやすくなるため、親が仕上げの歯磨きをする際には奥歯を念入りに磨いてあげてくださいね。

不潔性歯肉炎

歯磨きがうまくできていないために発生する歯肉炎です。磨けていない部分に歯周病の原因菌を含んだ歯垢がたまり、歯茎の腫れや出血などが起こります。特に口呼吸になっている場合には不潔性歯肉炎が発生しやすいので注意しましょう。

思春期性歯肉炎

その名の通り思春期に発生しやすいタイプの歯肉炎で、大きな原因は歯垢にあります。不潔性歯肉炎と同じく、磨き残しがあることが関係しているといえるでしょう。また、思春期の時期はホルモン分泌が変化し、炎症が起こりやすい時期でもあるため普段以上に気をつける必要があるのです。

明らかに歯肉部分が腫れている、少しの刺激でも出血するようなことがあれば思春期性歯肉炎を疑ってみてくださいね。

若年性歯周炎

13歳以降に発生しやすい歯周病です。特に大きな原因は噛み合わせの悪さで、歯茎部分の状態が悪化したり、歯が移動するなどの症状が見られます。

子どもの歯周病を予防するには?

子どもの歯周病で最も大きな原因となっているのは大人と同じく歯磨きがうまくできていないということです。そのため、子どもの歯磨きが正しくできているのか確認してあげましょう。

小さいうちは自分ではしっかり磨けないので、親が仕上げ磨きを行ってあげることも大切です。

まだ小さいからこれからいくらでも良くなるしそのうち治療を受けさせればいいや…と甘く考えてしまう方もいますが、子供の口から歯周病になると早いうちに大人と同じタイプの歯周病に繋がることも多いため、できるだけ早めに対策をとることが重要です。