歯周病治療法の紹介

PMTCとプラークコントロール、スケーリング

 費用

約1,000円(保険適応)
※スケーリングの場合

 施術方法

歯と歯の根に付着した歯垢と歯石を除去する、最も基本の治療です。スケーラーと言う先が尖った専用器具を使い、歯垢や歯石を落としていきます。
歯垢が歯にこびり付いていたり、石灰化していたりする場合は、通院回数を増やす必要があります。

特徴

歯周病菌が繁殖する最大の原因である、歯垢(プラーク)を定期的に除去し、口の中を清潔に保つ方法です。
歯科クリニックでのスケーリングや歯磨き指導、PMTC治療の他に、ご自身で行う歯磨きやマウスウォッシュなどを活用することで、その効果を何倍にも高められます。

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フラップ手術と再療法

 費用

1部位3,000円(保険適応)
1部位1~10万円(自費診療)

 施術方法

中程度~重度の歯周病の場合、状態に応じて行われる外科手術です。
手術の際には局所麻酔が使われ、歯茎を切開して炎症部分を取り除いた後に、器具を使って歯垢や歯石を除去し、縫合します。
場合によっては、歯の根元を覆う部分(歯槽骨)の再生も行います。

特徴

歯茎にメスを入れて切開し、歯周ポケットの奥に入り込んだ歯垢や歯石を取り除く代表的な治療法として知られています。
手術にはだいたい1~2時間ほどかかります。口の中を切開するため、術後1週間を目途に抜糸が必要になります。
手術の後は、治療前に比べて、より厳格なプラークコントロールが求められるので、普段の歯磨きが行き届かない人は、フラップ手術を希望するのであれば担当の医師とよく相談しましょう。

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レーザー治療

 費用

約1,000円~
(保険適応)

 施術方法

炎症が起きている歯茎の歯周ポケットにレーザーを当てることで、歯周病の原因となる細菌を死滅させます。
レーザー治療器は10種類以上あり、歯科によって採用する機器が異なりますが、炭酸ガスレーザーが最もポピュラーです。

特徴

近年、導入する歯科クリニックも徐々に増えてきた歯科用レーザー。従来の治療法、特に外科治療と比較した際のメリットは、痛みの少なさと治療時間の短縮、抜糸・縫合が不要、感染リスクの低下が挙げられます。
レーザー治療自体は菌を死滅させるだけなので、再発防止のためには的確なプラークコントロールが必要です。

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歯周病のイロハ

歯周病治療の流れ

歯周病を治すためには、歯科クリニックへの通院が必要不可欠。

クリニックではどんな治療法が最適なのかを、各種検査を受け、進行度合いをチェックします。

検査の結果を踏まえて、スケーリングやプラークコントロール、手術、レーザー照射などの治療を受けられます

ここでは歯科クリニックで受けられる歯周病治療の流れを、進行度合いごとに解説しています。

歯周病の治療期間

歯周病の治療には、多くの時間がかかります。進行段階が初期であっても、月に2回程度の通院が必要となり、重度であれば1年以上かかるケースもあります。

どんな病気にも言えることですが、早めの治療が大切。「歯周病の治療期間」のページで、進行度合いによって必要な治療期間や、通院回数・費用の目安を紹介しています。

歯周病の薬物治療

歯周病の治療には、クリニックでの処置に加えて処方薬が使われることもあります。おもにジスロマック、セフェム系抗生物質など、抗菌力をもった抗生物質を処方し、歯周病菌の殺菌に働きかけます。

それらの成分が配合された薬はドラッグストア等で購入することもできますが、市販薬のほとんどは一時的な炎症を抑えるだけの薬で根本的な治療にはなりません。応急処置として活用する分には良いですが、完治させたいのであれば、医師に処方された薬を使うのが望ましいです。

ここでは、歯周病治療に使われる処方薬について説明しています。

歯周病治療・症状写真

ご自身が「歯周病」になっていると聞いて、どんな状態なのか、想像できますか?同じ「歯周病」でも、歯茎の炎症の程度によって、軽度~重度に分類されています。

実際に歯周病を治療した人の写真をまとめていますので、ご自分の症状はどの状態にあたるのか、治療するとどれほどきれいになるのか、シミュレーションに活用してみてください

再発防止・予防のための歯磨き法

歯周病を予防するために最も大切なことは、日々の歯磨きに他なりません。

日々の歯磨きを怠ると、歯周病はもちろん、虫歯や口臭の原因ともなります。そうならないためにも、口の中を綺麗にする歯磨きの方法を知って、毎日欠かさずケアしましょう。

ここでは、的確な歯磨きの方法の他に、歯ブラシの選び方も解説しているので、今使っているものを交換するとき、新しい歯ブラシを買う際の参考にしてください。

歯周病の原因と最適な治療法の紹介

歯周病の原因

歯周病は口の中に棲む菌が、歯の磨き残しや大量の糖分に反応して作る、プラーク(歯垢)が関係しています。専門家の研究により、プラークの中に棲む細菌が歯茎に炎症を起こすことで、歯周病が引き起こされます。

口の中のケアが足りないだけでなく、ストレスや歯ぎしり、タバコ、周りの歯に合わない部分入れ歯などが歯周病を進行させる要因と言われており、噛み合わせによっても進行が早まるケースもあるようです。

歯周病の治療・予防のためには、心身ともに健康的な生活と口の中を清潔に保つ習慣が何よりも重要です。

歯周病の最適な治療法

歯周病を完治させるには、口の中をできる限り清潔にすることが重要とされています。つまり、プラークコントロールをしっかりすれば、歯周病の進行を抑えるだけでなく、完治へとつながります。

症状がどの程度進んでいるかによって、歯垢を取り除く方法が異なりますが、完治のために最も大切なカギを握るのは、毎日の「歯磨き」なのです。

歯周病と関係する病気とは…

全身の病気と関係する歯周病

いまや日本人の8割がかかっていると言われる歯周病。最近の研究によって、歯周病が口の中だけでなく、全身の健康にも影響することが分かってきました。

例えば、糖尿病。そもそも歯周病は糖尿病の合併症のひとつと考えられており、糖尿病の人の方がそうでない人に比べて、歯周病になるリスクが高いことが医療機関によって報告されています。

また、歯周病の治療を受けて歯茎が健康な状態になると、インスリンが効きやすくなって血糖値の改善が見込めるのだそうです。

その他にも歯周病を治療しないと、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、誤嚥性肺炎、骨粗しょう症など、命にかかわる病気になりリスクが跳ね上がります。

さらに、妊婦さんが歯周病にかかっていると、早産や低出生体重児の原因になるとも言われています。

歯周病についてのQA

歯周病は薬だけで治せないの?
残念ながら服薬だけでは歯周病を治すことはできません。歯科で歯垢や歯石を取ってもらったり、日頃の歯みがきをしっかり行うことで歯周病は改善されていきます。
歯周ポケットって何?
歯と歯ぐきの間にある歯肉溝という溝のことで、ここに歯垢や歯石が溜まると溝が深くなってしまいます。歯周ポケットが6mm以上になると重度の歯周病とされ、放置しておくと歯が抜け落ちてしまいます。
歯周病予防の歯石取りはどのくらいの間隔がベスト?
口腔内の状況によって個人差がありますが、3ヶ月~半年に1度の間隔で行うと良いでしょう。医師や歯科衛生士に相談してみてください。

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歯周病の名医リスト

日本各地の歯科クリニックの中から、歯周病治療の名医を各地方ごとに勝手に選出。それぞれのクリニックで受けられる治療法や診療時間、クリニックの特徴をまとめています。

各地方の歯周病の名医をチェック

※このサイトは独自に収集した2016年5月時点の情報を基に作成・公開しています。
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